陥没乳頭とは、乳首の索状物(さくじょうぶつ)が中に引き込まれ陥没している状態をいいます。美容面での問題のほかにも、授乳が困難になったり、乳管炎、乳腺炎を起こす可能性があるため、お悩みの方はご相談下さい。
陥没乳頭を改善する手術で大切なのは、中に引き込まれてしまった乳頭をリリースして引き出すことと、再び沈まないように裏打ちすることです。当院ではほとんどの場合、手術跡が目立たず、再発が極めて低いTeimourian(ティモリアン)法を採用しています。ティモリアン法は局所麻酔したのち、乳首の周囲を3時9時方向、もしくは6時12時方向に2箇所切開し三角弁を作って交差させ引き上げ、再び陥没しないように乳頭下で裏打ちする方法です。手術時間は約1時間で、乳管を傷つけることがないため授乳などへの影響はありません。

遺伝による先天的な理由や、授乳などによる後天的な理由により、乳頭の高さが高すぎてしまったり直径が大き過ぎなどといった乳頭肥大のお悩みを持つ方がいます。これを改善するのが乳頭縮小です。
| 局所麻酔の後、乳頭の先のほうをV字型に切開し結んで形を整えます。手術時間は30〜40分程度です。どのような大きさにするかは患者様の希望を医師がお聞きしますのでご相談下さい。 | ![]() |
乳房は正常に存在する場合、両側前胸部に位置しますが、まれにわきの下などに乳頭・乳輪あるいは乳腺組織が存在することがあり、これを副乳といいます。副乳があると触るとしこりになっていたり、授乳の際には乳が出る場合があります。また副乳があってエストロゲンの数値が高い方は目立つケースがあります。これを切除するのが副乳修正です。局所麻酔をした後、切開をして副乳を取り除きます。手術時間は1ヵ所10〜15分程度で乳首や乳輪、内部の乳腺組織をなくすことが出来ます。